セカンドハーベスト・ジャパン|SPECIAL TALK|バイヤーズ・ガイド

連載記事

SPECIAL TALK

セカンドハーベスト・ジャパン

事務局長 COO 大竹正寛 氏 事務局 菊地章子 さん

“もったいないからありがとうへ”
フードバンクへの取り組み

賞味期限の目安としては1カ月以上残っている物、
一般商品と同レベルの安全性が保証される食品

 受け取る側の需要はあるのだが、提供できる食品が足りていない。
「冷凍・冷蔵・加工品、なんでも扱っています。ただし、メーカーが品質を保証できるものに限定させていただいています。賞味期限の目安としては、1カ月以上残っている物。市場には出せなくても、一般商品と同レベルの安全性が保証される食品しか引き取りません。その点をご理解いただいた企業の方々と同意書を結んでご提供いただいてます」(菊地氏)

 フードバンクは、提供する側・受け取る側双方にメリットがある活動だ。例えば、食品廃棄時に発生していた廃棄コストを削減できる。また、食品メーカーとして、人が食べるために作った商品が目の前で廃棄されるのはやりきれない。しかし、フードバンクという形で社会貢献できるのであれば、社員のモチベーションアップにもつながる。

 大竹氏は、「我々に商品を提供する前に、車に同乗していただき、引き取りや施設に届ける現場を見ていただく配送同行も行っています。配送同行で活動内容を理解いただいてから、決めていただければと思います」

東日本大震災では被災者への「緊急支援」
生活・復興支援にともなう「食料支援」を長期的に実施

 今回の東日本大震災では、被災地では食糧はもとより石油などの燃料が不足し、多くの人々が寒さと空腹に苦しんでいたが、地震によって道路が封鎖され思うように物資が届けられない。そこで、セカンドハーベスト・ジャパンは地震発生3日目にCNN取材クルーに同行して現地入りすることで、緊急車両証明書を取得し、いち早く現地への配送に繫げている。

 また、食品メーカーや様々な企業・個人から多くの支援物資を預かり、大勢のボランティアの力を借りながら、4トン貨物車(常温車・冷凍冷蔵車)2台を連日被災地に向けて走らせ、トラック25台分の物資を現地へ届けた。(4月1日現在)

 今後もこれまで行ってきたフードバンク、炊き出し等の活動を続けながら、被災者への「緊急支援」とそれに続く、生活・復興支援にともなう「食料支援」を長期的視点に立ちながら実施していく予定だという。

お問合せ先
セカンドハーベスト・ジャパン
東京都台東区浅草橋4-5-1 水田ビル1F
URL:http:www.2hj.org e-mail:info@2hj.org
2020年03月30日(月)

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2020年9月26日(土)

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