茎が太く短めで、全体に白い産毛が密なものを選ぼう
うど(独活)は、ウコギ科タラノキ属の多年草で、同じウコギ科タラノキ属のタラの木(タラの芽をつける木)とは違い、木にならない草です。食用とするのは土から顔を出したばかりの新芽の部分や、ある程度育った茎や若芽の部分で、独特の香りと苦味を持っ山菜です。晩秋から冬にかけて出荷されるものを「寒うど」と呼び、春に出荷されるものを「春うど」と呼びます。栽培技術により市場では栽培物が出回りますが、春うどの旬の時期(3月から5月)は天然の「山うど」が出回ります。主に煮浸しや酢味噌和え、キンピラ、天ぷらにして食します。ちなみに良いうどは茎が太く短めで、全体に白い産毛が密なものを選びましょう。