きれいな乳白色で張りがあり、傘が小さめで開いていないものを選ぼう!
天然の「えのきたけ」は、エノキ(榎)やコナラ(小楢)、クヌギ(橡)など広葉樹の枯れ木に密生しています。野生のものはカ傘が大きく、茶色い色をしています。店頭で見かける「えのきたけ」は、色白でひょろひょろっと細長い形をしていますが、これは菌床栽培されたもの。最近では、野生種と掛け合わせた茶色いえのきたけも売られるようになりました。軽く加熱するとシャキシャキとした歯ごたえが楽しめ、じっくり煮るとぬめり成分が出てトロリとした食感になります。鍋や味噌汁などの汁物や煮物、さっと茹でておひたしやあえ物、色々なキノコや野菜と炒め物など様々な料理に活躍します。ちなみに良いえのきたけは、全体がきれいな乳白色で張りがあり、傘が小さめで開いていないものを選びましょう。