小正月
正月15日の朝には小豆粥を食べよう

1月15日は小正月とか女正月と呼ばれ、早朝に一家揃って無病息災を願い小豆粥を食べます。小豆の赤い色には邪気を祓う力があると考えられています。この日の小豆粥に入れる餅は11日の鏡開きをした餅で、固くなった餅を食べることは、歯が丈夫になるという「歯固め」の風習の名残とされています。小豆はビタミンB群を豊富に含み、特に疲労回復に優れたB1を多く含み、食物繊維やサポニンが利尿作用やむくみを取る効能を持っています。この時期に流行る風邪の予防にも有効なお粥だったと考えられます。
- ■小豆粥
- (小豆、米、餅)