年末年始に飲みすぎたときは 冬に旬を迎えるシジミで肝臓を労わりましょう
シジミはどの季節でもおいしく食べられることから、昔は「四時美」と書きましたが、とくに夏と冬が旬といわれています。なかでも、1月~2月の冬の時期に獲れるのが「寒シジミ」です。日本のシジミの在来種としては、ヤマトシジミ(汽水域)、マシジミ(淡水域)、セタシジミ(琵琶湖の固有種)がありますが、セタシジミという種類が冬に旬を迎えます。シジミにはカルシウムや鉄分、ビタミンAやB群、ミネラルが豊富。必須アミノ酸もバランスよく含まれています。また、肝機能の働きを助けるというオルニチンンやタウリンも多いため、二日酔いの改善にも役立つと言われています。年末年始でお酒を飲みすぎて弱った肝臓におすすすめです。砂抜きをする際は、約1%の食塩水に半日から1日ほど置いておきましょう。