Vol.3 手書きPOPの極意|“食”スキルUP講座|バイヤーズ・ガイド

連載記事

食品小売マル得情報

ポップアート研究所代表 臼井 浩二 氏

手書きPOPの極意

第3回 従業員のモチベーションを上げる

 今回は薬局を例に挙げましたが、接客で直接商品を勧めるとなると、中には接客が苦手な従業員がいたり、お客様に嫌がられるケースも出てくるからです。

 しかし、POPを使えば、そんな心配は一切必要ありません。こうした流れをPOPに代用していくと、お店の仕組みとなって機能し出すのです。
 「POPは無言のセールスマン」とよく言われます。書いて貼っておけば、従業員がいなくてもPOPが勝手に売り込んでくれます。接客が苦手だろうと、関係がないのです。POPを使うことで、こんな好循環の仕組みができ上がるのです。


従業員のモチベーションが上がる仕組み

 お客様が喜び購入してくださり、さらにお客様から頼られる。その結果、お客様との会話も増えてくる。これが従業員にとっても、「仕事のモチベーションが上がる」要因となるのです。
 言ってみればPOPを活用することで、従業員が「お客様と繋がる喜び」を感じる仕組みができるのです。

 ぜひ、POPをチャレンジしてみてください。初めは1枚からでも大丈夫。一旦成果が上がり出すと、従業員は自然とPOPを書くのが楽しくなり、お客様に商品を勧めるようになります。なぜなら、それが従業員の喜びに繋がるからです。そして、それはお店自体の満足度アップにもつながります。

 「従業員の自主性を育てたい…」「従業員に働く喜びを感じて欲しい…」
 もしも心当たりがあるのなら、POPの実践をお勧めします。

プロフィール
臼井 浩二(うすいこうじ)

 ポップアート研究所代表、高知県認定産業振興アドバイザー、農林水産物直販所支援事業・売場づくりアドバイザー、高知市・安芸市商工会議所 登録専門家

「こんなに美味しい野菜を作っている生産者がいるんです!」と、 段ボールの端を切って生産者の思いを書いていた20代。 「“人”が関わらないモノやサービスは存在しない。人の思いに触れることでお客さまの心は動く」という信念のもと、当時働いていた売場面積30坪、正社員2名の小さな店舗で年商1億3千万円を稼ぎ出す。アンテナショップ出店を検討する自治体からの視察や、パートの募集では「娘を働かせたい」と頼まれるほどの人気店に。こうした一風変わった小売での経験が今の仕事の原点となっている。モノやサービスよりも人を伝える販促手法の“手書き販促”コンサルティングを行う。現在は高知で妻と娘の3人で暮らしている。

URL:http://ameblo.jp/tegakipop/
2021年04月22日(木)

暦と旬で見る食カレンダー

180日後

2021年10月19日(火)

ページトップ